注文住宅の間取りで失敗しないためには?先輩から学ぶ失敗実例10選

注文住宅は一度建ててしまったら、簡単に間取りを変えることはできません。

失敗しないためにしっかりと準備して打合せに臨んでも、いざ住み始めると「失敗した…」と感じたという失敗談は、意外にも多いです

なぜ間取りで失敗したと感じるのか、その原因のほとんどは「住み始めてからのイメージとのギャップ」「詳細打合せの不足」のため。

長年注文住宅の仕事に携わるなかで、様々なクレームや失敗談を聞いてきました。

そんな失敗談を、これから家づくりを始める皆様にお伝えすることで、ぜひ役立ててほしい…

そんな思いから、注文住宅を実際に建てて「失敗した」と感じてしまった人の実例と、対策についてご紹介します。

大手ハウスメーカーに4年 / 年間1,000棟を手掛けるビルダーに8年

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目次

注文住宅の間取りの失敗実例10選

注文住宅の家づくりで実際に「失敗した」と感じてしまった人の、具体的な実例10選をご紹介。

納得したうえで間取りやデザインを考えても、イメージが足りていないと失敗したと感じてしまうこともあります。

感じ方は人それぞれですが、100%満足のいく家づくりというのは、なかなか難しいもの・・・

失敗につながってしまった原因と、その対処法を知ることで、ぜひこれからの家づくりに役立ててくださいね。

部屋の広さでの失敗談

注文住宅で家を建てる際、間取りの希望として「20帖のLDKが欲しい」など、部屋の広さについての要望をよく聞きます。

ただ、なぜ20帖なのかと聞くと、だいたい「広い=20帖くらい」と漠然とイメージしている人が多いようです。

何もない空間では確かに20帖は広いですが、LDKにはキッチンやカップボード、冷蔵庫、ダイニングテーブル、ソファ、チェストなど様々な家具家電を置きますよね。

部屋の広さだけでなく、キッチンのサイズや家具のサイズなど、実際に暮らしてみてゆとりがあるかどうかも大切です。

また窓や室内ドアがある場所には家具は置けないので、そのあたりも考慮しながら間取りを決めましょう。

家族が増えて今までの賃貸では手狭になり、将来的には子供たちの部屋も必要なので、4LDKの家を建てました。

シューズクロークやランドリールームなどを作り、LDKは22帖あり、十分な間取りだと思っていましたが、LDKの広さに後悔しています。

コーナーソファを置き、ダイニングテーブルも6人用のものを置くと、子供が3人もいると想像以上に狭く感じます。

私の希望だったアイランドキッチンも、場所を取ってしまっています…

観葉植物を飾りたかったけれど場所がもったいないのでやめました。

もちろん賃貸よりはずっと快適ですが、せっかくのマイホームなので、もっとLDKの広さにこだわれば良かったです。

モデルハウスや完成現場見学会で、広さを体感しましょう。

広さはなかなかイメージが湧きづらいため、実際に体感するのがおすすめ。

モデルハウスは家具も配置されているので、より体感しやすいですね。

現場見学会なら、豪華すぎずジャストサイズの空間を体感できるため、積極的に参加してください。

もし置きたい家具が決まっているのであれば、寸法を調べて、図面に落とし込んでもらうとイメージしやすくなりますよ。

トイレの位置の失敗談

トイレの位置についてあまり深く考えないかもしれませんが、実はトイレの位置を失敗したと感じている人は多いです。

どうしてもLDKや洗面所などにこだわり、トイレまで気が回らないかもしれません。

しかしトイレの間取りを間違えると、家づくりで最も重要な「暮らしやすさ」に影響が出てしまいます。

トイレの位置を決める際は、来客時でも気にせず使えるかどうか、排水の音が気にならないかどうか、十分なスペースがあるかなどがポイントです。

息子夫婦と同居することになり、一階に私の寝室を設けました。

私が夜トイレに起きても便利なようにと、寝室の隣をトイレにしましたが、これが間違いでした。

息子夫婦より寝る時間が早いのですが、誰かがトイレを使うと音が気になり眠れないんです。

夜中静かになると、二階のトイレの排水音も気になります。

私は音には敏感な方なので、もっと生活音について考えておくべきでした。

家族と暮らしていく上で、生活音について考えるのはとても大切です。

生活音とはテレビの音や調理の音だけでなく、トイレ・お風呂などの水回り、玄関や部屋のドアの音など様々。

特に生活スタイルが異なる家族がいる場合には、お互いが快適に暮らせるよう、音に配慮した間取りを考えましょう。

間取りの工夫もですが、例えばドアなら引き戸よりも開き戸の方が防音性に優れているので、機能性を重視したデザインを取り入れるのもいいですよ。

収納スペースでの失敗談

収納に関する失敗談はとても多く、収納量が足りない、使い勝手が悪い、置きたいものが入らなかったなど理由は様々です。

ただ漠然と収納スペースを作るのではなく、どこに何を収納したいのか、きちんと考えながら間取りを考えることが大切。

また、収納内部も固定棚にするのか、可動棚にするのか、可動棚ならオーバーハングにするのか、奥行きはどれくらい必要かなど詳細まで忘れずに。

特に布団や季節家電・掃除道具・レジャー用品など場所を取るもの、おもちゃ・思い出の品など増えていくものはしっかりと収納計画を立てましょう。

収納が足りなくならないよう、たくさん作ったつもりでしたが、使いたい場所にない。

使う場所にしまう、ということを考えていませんでした。

使ってすぐに片付けられるよう収納の位置を考えれば、子供ももっと片付けを楽しめたかも。

とにかくスペースが無駄にならないよう、細かい収納をたくさん作りましたが、そこに何をしまうかまでは考えていませんでした。

結局あまり使っていないところもあり、スペースを活かせていなくて本末転倒ですね。

収納の大きさや位置を決める際は、「収納したいものに合わせる」ことが大切。

奥行きが足りない、高さが足りない、運ぶのが大変といったことがないよう、しっかりと収納計画を立てましょう。

来客時に隠したいものがあれば、そのスペースもあると便利ですよ。

お子さんの成長に合わせた、将来的なライフスタイルの変化にも対応できるとばっちり。

ゴミ箱・掃除機・モップなどの掃除道具、お子さんのおもちゃなどの収納場所も忘れがちなので注意してくださいね。

吹抜での失敗談

吹抜は間取りの要望の中でも、特に人気が高いです。

天井高がぐっと上がることで開放感が生まれ、部屋全体が明るく、広く感じられるのが魅力ですよね。

しかしメリットばかりに目を向けて、デメリットを見て見ぬふりしていると、住み始めてから理想とのギャップを感じてしまうことになります。

吹抜=寒いというイメージがありますが、二階に流れてしまうのは暖かい空気だけではありません。

音や匂いについても忘れずに考慮しましょう。

大きな吹抜に憧れていて、家を建てるなら絶対間取りに取り入れたいと思っていました。

完成した家を見た時は理想そのもので感動!

しかしいざ暮らしはじめると、二階まで匂いがあがっていってしまうのに気付きました。

料理の匂いや、飼っているわんちゃんの匂いなど…

日当たりのいい二階の一角に室内干しスペースを作ったものの、匂いが移らないか心配で使えていません。

吹抜を取り入れる場合には、空気の流れや換気を意識した間取りにすることが大切です。

吹抜に憧れる人は多いですが、音や匂い、冷暖房の効きの悪さに不便を感じる人も多いのが事実。

今回のケースでは、キッチンからの匂いが二階まで流れてしまったこと、室内干しスペースの位置が失敗でした。

LDKに吹抜を設ける際はリビング上部が一般的です。

吹抜の位置に気を付けて、空気の流れや換気を意識し、きれいな空気が循環する間取りを相談しましょう。

日当たり×素材での失敗談

家を新築する際、誰しも日当たりのいい間取りにしたいと思うはず。

隣家との距離が近い住宅街などでは、日当たりが悪くならないよう間取りを工夫しますよね。

しかし日当たりが良すぎても、不便を感じることがあります。

特に日差しが強い夏場は要注意。

素材によっては日焼けにより変色が進んでしまったり、アルミのサッシが熱を溜めて熱くなってしまう、観葉植物が枯れてしまうという失敗談が多いです。

無垢のフローリングに無垢の造作キッチン、無垢材を使ったソファなど、木のぬくもりをたっぷりと感じられる家にしました。

我が家は南向きのリビングに、西側にダイニングテーブルを置いていますが、日中の日当たりと西日の影響で、フローリングの日焼けが気になります。

無垢は経年劣化を楽しむものだとは分かっていますが、場所によって色が違うのは嫌ですね

無垢材はあたたかみがあり人気ですが、乾燥によるひび割れ・反り・変色など変化があることも忘れてはいけません。

無垢材だけでなく、色の薄いフロアタイルなども日焼けの影響を受けやすいです。

特に西日は部屋の奥まで届くことがあり眩しいので、家具の位置などにも気を付けましょう。

ミラー加工のある照明や家具、光を反射しやすい素材(鏡面仕上げの面材など)も注意してくださいね。

来客動線での失敗談

間取りを決める際に家事動線を気にする人は多いですが、来客動線についても忘れてはいけません。

マイホームは快適な暮らしや、リラックスできる空間であるべき。

家の間取りによっては来客時に気を使ってしまい、せっかくの休日にくつろげない、なんてことにもなりかねません。

特に学校から家が近い場合は、放課後の遊び場になることもしばしば。

両親が頻繁に泊まりにくる、など来客が多い場合は、プライバシーに考慮した間取りにしましょう。

趣味でフットサルをしていて、我が家の新築を機に、運動後はうちに集まって食事会をよくやるようになりました。

はじめは妻も歓迎してくれていましたが、次第に「気を使って疲れる」と文句を言われるように。

リビングからキッチンが丸見えなので、片付けが大変、水を飲みに行きづらい、トイレに行きづらい、洗濯物を見られたくないなど…

ゲストルームとまではいきませんが、来客があっても気にならないような間取りを考えるべきでした。

マイホームは本来家族が過ごす場所ですが、来客が多いのであれば「来客動線」も重要です。

お風呂やトイレなど、プライバシーを守りたい場所の配置には気を付けましょう。

洗面室と脱衣所を分けておくと、洗濯物を見られないのでおすすめ。

お子さんの遊び場やお昼寝スペース、スタディスペースなども考慮して間取りを決めておくと、来客時でも場所に困らないですよ。

プライベートスペースでの失敗談

家の中でも家族がコミュニケーションを取りやすいよう、つながりのある間取りは人気です。

しかし友人を招いたり、来客が多いような家庭では、一体感のありすぎる間取りでは落ち着かないかもしれません。

趣味や仕事の関係で来客が多い場合には、プライベートスペースを確保しておくと安心です。

特に平屋はワンフロアになるため、パブリックスペースとプライベートスペースをしっかりと分けておくといいですよ。

3LDKの平屋を建てましたが、もっとプライベート空間とゲスト用を分けた間取りにすべきだったなと後悔しています。

家事動線のことを考えて、LDKを中心とした四角形にしましたが、L字型の方が良かったかな。

友人とお茶会をしていると、主人に居場所がないと言われてしまいます。

間取りの打合せのときは、家事動線と老後の暮らしやすさばかりに目が行ってしまいました。

来客が多い場合は、予算に余裕があれば、ゲスト用のスペースを作っておくと◎

最近では応接室やゲストルームはあまり聞かなくなりましたが、昔の家にはよくありました。

特に平屋の場合は寝室も同じフロアにあるため、しっかりとプライベートを満喫できる空間づくりが大切です。

L字やコの字の間取りは、プライベート空間を離れのようにもできるのでおすすめです。

二階LDKの失敗談

土地の広さや日当たりを考慮して、LDKを二階に配置する場合は、二階LDKならではの注意点があるので気を付けなくてはなりません。

そこを疎かにしてしまうと、とんでもないトラブルに見舞われることも。

二階には寝室や子供部屋などがあることが多いので、自分の家のなかのことだけでなく、隣り合う家への配慮も必要です。

LDKは会話やテレビの音など生活音が一番出る場所なので、視線だけでなく音にも注意しましょう。

二階LDKの間取りに決めたとき、担当の方から家具・家電のサイズはどれくらいの予定か聞かれていました。

まだ具体的に決めていなかったので「一般的なサイズの冷蔵庫と、3人掛けのソファ」とざっくりと伝えましたが、これが間違い。

いざ搬入しようとしたら、冷蔵庫が階段を通れませんでした…

万が一玄関がだめでもバルコニーから入れられると聞いていましたが、そうすると搬入代が別途かかり高額に。

またお隣の寝室の窓と距離が近く、あまり夜遅くまでテレビを見ると迷惑になるかなと思い、我慢の日々です。

二階LDKの場合、まず家具の搬入経路とLDKの位置には注意しましょう。

冷蔵庫や洗濯機などの大型家具は、搬入経路をしっかりと確保しておくことが大切です。

邪魔になる壁はないか、角をきちんと曲がれるかなどの確認に加え、階段の天井高にも注意しましょう。

また、子供部屋や寝室は二階に配置するのが一般的なため、隣家に迷惑がかからないよう、間取りや窓の位置への配慮が必要です。

見せる収納の失敗談

「見せる収納」とは、あえて扉で隠さずオープンにすることで、インテリアの一部として見せること。

キッチン周りのお皿やグラス、玄関周りの靴など、お気に入りの品をきれいにディスプレイすることで、見た目にもおしゃれな収納が叶います。

扉付き収納よりもカウンターの方が費用を抑えられるため、減額のために変更することもしばしば。

しかし「見せる収納」にはデメリットもあり、しっかり理解していないと後悔につながるため注意しましょう。

カフェ風のおしゃれなキッチンに憧れていて、既製品のカップボードの上に、吊るすタイプのアイアンシェルフを作りました。

見た目はおしゃれでお気に入りですが、想像以上に埃が溜まります…

扉がないので落下も心配だし、なにより常にきれいに並べておかないといけないので大変。

生活感が出ないよう、きれいにディスプレイするのに試行錯誤の日々です。

物で溢れてごちゃごちゃしてしまい、使い勝手が悪くなるのはよくある失敗パターンです。

おしゃれなお皿やグラス、雑貨、観賞植物など飾りたいものと、しまいたいもの、それぞれに合った収納計画を立てることが大切。

置く位置が決まっていれば、美観を損ねることなく、きれいな状態を維持しやすくなります。

棚の上はどうしても埃が溜まりやすいので、埃が目立つ色を避けるのがベター。

目立たないように滑り止めを敷けば、手入れが簡単で落下防止にもなりますよ。

ダウンフロアでの失敗談

リビングの床を下げたり、タタミスペースを小上がりにするなど、床のアップダウンに関する失敗談は意外にも多いです。

空間を広く感じられる、壁がなくても空間を仕切れるなどのメリットがありますが、デメリットがあることも忘れてはいけません。

自分たちのライフスタイルに合っていないと、予想外の失敗を招いてしまうことがあります。

高齢者や小型のペットは、少しの段差がケガにつながる可能性もあるため、デザイン性だけを求めて採用するのは避けましょう。

共働きのため普段はお掃除ロボットで家事の時短をしていますが、ダウンフロアは掃除できないのが盲点でした。

将来的には犬を飼いたいなと思っていましたが、絶対に犬の毛が溜まってしまいますよね。

また、地面に近いせいか冬は床が冷たいです。

打合せでインテリアコーディネーターさんから、床をカーペットタイルにしたらどうかと提案されていたが、採用しておくべきだったかなと後悔しています。

フロアに段差があると、デメリットとしてお掃除ロボットを活用できない、汚れやすい、寒さを感じやすい、模様替えがしにくいなどがよく挙げられます。

ライフスタイルによって、デメリットを感じやすかったり、逆にデメリットが気にならなかったりと人それぞれ。

見た目のおしゃれさも大事ですが、最も大事なのは暮らしやすさです。

メリット・デメリットの両方を理解し、デメリットをカバーできるような間取りを考えるようにしましょう。

間取りの失敗を防ぐには?

注文住宅での家づくりは、家が完成してはじめて形になります。

そのため打ち合わせの段階では、どうしても図面やパースで完成のイメージをするしかありません。

間取りで失敗しないためには、正しい情報をたくさん集めて、完成後の暮らしまでイメージすることが大切です。

デメリットを考慮する

家の間取りは様々ですが、どんな間取りにもデメリットがあります。

費用面、利便性、暮らしやすさなど、デメリットも理解したうえでどんな間取りにするか決めていきましょう。

デメリットを知るには、実際に住んでいる人の実体験談が一番参考になります。

同じ建築会社で建てた人よりも、似たような間取りの人を探して情報収集するといいですよ。

我が家では全館空調と無垢フローリングを採用しており、実際の住み心地を紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。

プロのアドバイスを聞く

間取りを決める際は、営業担当やプランナー、建築士などと一緒に打ち合わせを進めていきます。

家のことは家のプロに聞くのが一番なので、気になることがあればどんどん質問し、アドバイスをもらいましょう。

ただ、例えば私は「子供部屋は4.5帖でいい」と思いますが、「4.5帖では狭すぎる」という人もいるように、間取りの良し悪しの感じ方は人それぞれ。

前提として”どんな暮らしがしたいのか” ”間取りで優先すべきことはなにか”をしっかりと伝え、そのうえでアドバイスしてもらってください。

第三者に間取りを見てもらう

最近では間取り添削サービスなど、様々なサービスがありますよね。

もし間取りに不安があれば、そういったサービスを活用して第三者からアドバイスを受けるのもいいでしょう。

使い勝手はどうか、全体のバランスはどうか、暮らしさすさを欠いていないかなど、気になるポイントを添削してもらえます。

何十年と住む家なので、間取りで後悔しないよう、じっくりと時間をかけて打ち合わせを進めてください。

実際に体感する

”暮らしやすさ”はどんなにイメージしても、実際に住んでみないと分からないこともありますよね。

そんなときは、完成現場見学会やOB訪問などを利用して、実際に体感するのがおすすめ。

特にOB訪問は、実際の暮らしを見られるため、参考になること間違いなし。

デメリットが気になるという場合は、暮らしてみてどう感じるか聞いてみるといいですよ。

まとめ

マイホームは「三回目で満足する」とも言われるほど、100%納得のいく間取りにするのは難しいもの。

だからこそ、実際に暮らした時のイメージをしたり、将来的なライフスタイルの変化を考慮して、快適な暮らしを叶える間取りを考えることが大切です。

間取りで後悔しないためにも、じっくりと時間をかけて、プロと相談しながら計画を進めていきましょう。
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