クローゼットには洋服、バッグ、アクセサリーなどの衣類・装飾品を収納しますが、上手く収納できず、中がぐちゃぐちゃで困っているなんて経験はありませんか? 無駄なく整理整頓できているのが理想ですが、なかなか上手くはいきませんよね。 そんな時には、便利で使いやすいビルトイン収納がおすすめ。 最近ではウォークインクローゼットやファミリークローゼットといった大容量のクローゼットも多いですが、ビルトイン収納は広いクローゼットとの相性もばっちりなんです。 そこで本記事では、 ・ビルトイン収納ってどんなもの? ・メリットやデメリットは? ・おすすめのおしゃれなメーカーを知りたい などの疑問にお答えし、「収納の困った」を解決するビルトイン収納についてご紹介します!

大手ハウスメーカーに4年 / 年間1,000棟を手掛けるビルダーに8年
注文住宅業界に12年間勤めていた知識と経験を活かし、家づくりのノウハウを発信しています✨
家づくりのお金、間取り、インテリアなど
「かゆいところに手が届く…!」そんなお役立ち情報をお届けします!
\ あなたに合わせたオリジナルの間取り・資金計画書を無料で作成してもらえるサービスのご紹介 /
- 全てネットで完結
- オリジナルの”家づくり計画書”がもらえる
- 複数の建築会社へ一括依頼ができる
- 大手ハウスメーカから地元工務店まで全国約980社から幅広く選べる
タウンライフ家づくりはたった3分で、複数の建築会社から間取り・資金計画・土地情報が完全無料でもらえるサービス。
わざわざ展示場へ出向かう必要がないので、効率よく情報収集したい人に特におすすめです!
目次
ビルトイン収納とは?


ビルトインとは、家具や設備があらかじめ組み込まれている、いわゆる「作り付け」の状態のこと。
つまりビルトイン収納とは、クローゼット内部に収納パーツが組み込まれ、壁と一体化した収納システムのことを言います。
壁と一体化といっても、幅がぴったりになるようサイズを合わせて注文し、自分で組み立てて置くだけ。
既製品のチェストや収納棚とは違い、収納したいものに合わせ、自分好みにカスタマイズできるのがビルトイン収納の特徴です。
あわせて読みたい




2022年最新トレンド決定版!注文住宅の人気の間取り17選
注文住宅は家の大きさやデザイン、間取りなどを自由に決められるのが魅力です。どんな間取りがいいかな?と考えたとき、やりたいことがありすぎて、考えがまとまらない…
ビルトイン収納のメリット


ビルトイン収納は効率よい収納を叶えてくれるため、忙しい子育て世代や、衣類が多くなりがちなファミリー層、おしゃれが好きな若年層に特におすすめ。 収納BOXやチェストなどを利用している家庭も多いと思いますが、ビルトイン収納には思わず「欲しい!」と思うようなメリットがたくさんあります。
好みに合わせてカスタマイズできる
ビルトイン収納の最大のメリットは、自分好みにカスタマイズできること。
ハンガーをかけるスペースを広くとりたい、引き出し収納を多くしたい、タオルをしまうカゴが欲しいなど、パーツを組み合わせて自由にデザインできます。
メーカーにもよりますが、ネクタイ掛け、スラックスハンガー、スライドトレー、ブーツハンガー、ディスプレス棚など充実したパーツも魅力。
一度組み立てた後でも、パーツを追加したり組み合わせを変えたり、ライフスタイルに合わせて変更も可能です。
場所を選ばず設置できる
ビルトイン収納は、クローゼットの中はもちろん、空いたスペースがあればどんなところでも設置できます。
例えば日用品や食料をストックするパントリーや、洗面所の空きスペース、階段下スペースなど。
サイズが決まっている収納家具とは違い、スペースに合わせて幅を調整できるため、場所を選びません。
また、壁に穴をあけずに設置できるタイプなら、賃貸でも利用可能です。
耐震性に優れている
チェストやタンスなどは、地震が起きた際には転倒の恐れがあるため、転倒防止の工夫が必要です。
家具の転倒はケガの危険だけでなく、避難経路を塞いでしまう恐れも。
一方でビルトイン収納は、壁にぴったり合わせて設計するので、両側から固定されめ転倒のリスクはほとんどなく安心です。
地震だけでなく、小さいお子さんやペットのいたずらにも、耐えられるだけの耐久性がありますよ。
家事の時短になる
ビルトイン収納は、収納したいものに合わせたデザインのため、どこに何をしまうのかが明確です。
そのため効率よく収納することができ、片付けの時短につながります。
布団や季節の家電など、大きなものでもあらかじめ場所を作っておけば、収納時に焦ることもなくストレスフリーに。
ファミリークローゼットにビルトイン収納を設置すれば、一度に片付けられるのでおすすめですよ。
インテリアに馴染むデザイン
ビルトイン収納は様々なメーカーから販売されており、シンプルな単色のものから、高級感のある木目調のものまでデザインは様々。
ナチュラル系、オーク系、ウォールナット系といった人気カラーの他に、人気のグレージュなどインテリアに馴染みやすいデザインも多数。
しっかりと空間に馴染んでくれるので、他のインテリアから浮いてしまうこともありません。
ビルトイン収納のデメリット


ビルトイン収納には魅力的なメリットがたくさんありますが、一方でデメリットとなる点もあります。 メリットばかりではなく、デメリットにもしっかりと目を向けて、自分たちに必要かどうか考えましょう。
価格が高い
細かくカスタマイズでき、利便性が高いがゆえに、ホームセンターなどに売っている既製品と比べると価格が高くなってしまいます。
しかしビルトイン収納は一度購入すれば、パーツの組み合わせを変えることで、ライフスタイルに合わせて変更が可能。
そのため長期間使うことができるため、長い目で見ればコスパは悪くありません。
最近では注文住宅でマイホームを建てる際に、あらかじめビルトイン収納を作るケースも増えています。
カラーの変更は不可
ビルトイン収納は棚板を追加したり、引き出しの位置を変えたり、パーツの組み合わせはいつでも変えられます。
しかし一度購入したパーツと交換するわけではないので、カラーの変更はできません。
将来的に別の場所へ移動させる可能性があるのであれば、どんなインテリアにも合うホワイトのものを選んでおくと安心です。
あわせて読みたい




注文住宅で予算オーバーしないコツと、対処法を大公開!
注文住宅は自由度が高く、理想を詰め込んだ家づくりが叶えられるのが魅力です。 マイホームは大きな買い物なので、しっかりと予算を決め、予算内に収まるよう計画してい…
おすすめのビルトイン収納6選


ビルトイン収納は様々なメーカーから販売されていますが、住宅設備メーカーが製作しているものが使いやすく、耐久性にも優れているのでおすすめです。
そのなかでも、特におすすめの商品を6つ厳選してご紹介します。
ウッドワン「e・ra・bo」


ウッドワンのe・ra・boはカスタマイズの自由度の高さが特徴です。
棚板の高さや仕切りの位置など、女性でも簡単に変更することができ、パーツの取付も簡単なので手軽にカスタマイが可能。
用途に合わせ、ブーツハンガーや回転小物入れなど、追加できるパーツも充実しています。
シンプルなデザインなので場所を選ばず、クローゼット、パントリー、洗面所、寝室などどこにでも馴染みますよ。
南海プライウッド「ノエル3」


ノエル3は設置したい場所に合わせ、自由自在にパーツを組み合わせて作るビルトイン収納です。
置き型ではなく壁に固定するタイプなので、賃貸では利用できませんが、高い耐震性が魅力。
また、棚板や網棚などの「置く収納」で4パーツ、ハンガーパイプなど「吊るす収納」で6パーツ、引き出しなど「畳む収納」で6パーツ、小物を飾るギャラリートレイの計17パーツから選択できます。
縦の空間も有効活用できるので、限られたスペースでも最大容量の収納を叶えられますよ。
エイダイ「フィルフィット」


エイダイのフィルフィットは、クローゼットプラン・ウォークインクローゼットプラン・ウォークスルークローゼットプランなど、設置する場所に合わせた様々なプランが用意されています。
収納に困りがちな時計やメガネ・アクセサリーなど小物を収納できるディスプレイ引き出しや、ワイシャツの収納にぴったりなスライドトレイなど、充実したパーツも魅力。
木目調のデザインも3色の中から選べるので、インテリアにもしっかりと馴染みます。
パナソニック「アイシェルフ」


パナソニックのアイシェルフは、8つの収納パーツを選んで自由に組み合わせができるビルトイン収納です。
ステンレス製のアミカゴやスライド棚など、収納したいものに合わせて様々なパーツを選べるのが魅力。
最近人気のカラーであるグレージュを含め3色展開しており、インテリアにも馴染みやすいデザインが特徴です。
また、収納にデスクを組み合わせて、在宅ワークスペースにできるプランも人気です。
リクシル「ヴィータスパネル」


ヴィータスパネルは、子どもの成長やライフスタイルに合わせ、好みの形に組み替えられるビルトイン収納です。
布団や毛布などの収納にぴったりの押入タイプ、衣類や装飾品を収納するクローゼットタイプ、買い置きや季節家電の整理整頓に役立つ物入タイプ、デスクが一体となったデスクタイプの4つのタイプから選ぶことができます。
もちろん、用途に合わせ自由にパーツを組み合わせ可能。
ヴィータスパネルよりも安価なアルミフレームのビルトイン収納もあるので、価格を抑えたいという人にはそちらもおすすめです。
ダイケン「リラクロ」


ダイケンのリラクロは収納の基本にこだわった設計で、楽にしまえる、楽に取り出せるをコンセプトとしています。
棚板・ハンガーパイプ・引き出しの3種類によるシンプル設計で、好みに合わせパーツを組み合わせて利用可能。
棚板を支える柱にはフックの取付が可能なので、ちょっとした小物の収納にもぴったり。
カラーはホワイトのみですが、費用をあまりかけずにすっきりした収納を叶えたいという人におすすめです。
まとめ


ビルトイン収納は、収納の中の整理整頓を叶えてくれる、非常に便利なアイテムです。 これまでの「スペースに合わせて収納する」スタイルから、これからは「収納したいものに合わせてスペースを作る」スタイルに変えてみませんか? きれいにディスプレイすれば、見せる収納としても活用できます。 予算との相談が必要ですが、ビルトイン収納をうまく活用して、ぜひ収納上手になりましょう。
あわせて読みたい




思わず真似したくなる、おしゃれすぎる注文住宅の建築会社15選
注文住宅で家を建てるなら、友人に自慢できるようなおしゃれな家にしたいと思う人は多いはず。 最近ではSNS等でおしゃれな施工事例をたくさん見れるので、とても参考に…