令和は平屋が人気!平屋のメリットとデメリットは?真似したい間取りのアイデア

平屋の人気は年々上がっており、若い子育て世代からシニア世代まで、幅広い層から支持されています。

平屋というと、少し前までは昔ながらの日本家屋といったイメージがありました。

しかし、最近ではデザイン性も兼ねたおしゃれな平屋がどんどん建っており、平屋を希望する人も増えています。

そこで今回は、

・なぜ今平屋が人気なの?
・平屋のメリット・デメリットを知りたい
・おしゃれな平屋の実例が知りたい

といった平屋に関するお役立ち情報や、思わず真似したくなるような平屋の間取りのアイデアをご紹介します!

大手ハウスメーカーに4年 / 年間1,000棟を手掛けるビルダーに8年

注文住宅業界に12年間勤めていた知識と経験を活かし、家づくりのノウハウを発信しています✨

家づくりのお金、間取り、インテリアなど
「かゆいところに手が届く…!」そんなお役立ち情報をお届けします!

\ あなたに合わせたオリジナルの間取り・資金計画書無料で作成してもらえるサービスのご紹介 /

  • 全てネットで完結
  • オリジナルの”家づくり計画書”がもらえる
  • 複数の建築会社へ一括依頼ができる
  • 大手ハウスメーカから地元工務店まで全国約980社から幅広く選べる

タウンライフ家づくりはたった3分で、複数の建築会社から間取り・資金計画・土地情報が完全無料でもらえるサービス。

わざわざ展示場へ出向かう必要がないので、効率よく情報収集したい人に特におすすめです!

目次

平屋が人気の理由とは?

まず、平屋というと「こじんまりした家なのかな?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

平屋でも子育て世代に合った3LDKや4LDKの間取り、広いLDK、家事室や趣味室などを備えた間取りも可能です。

「平屋=小さい家」といったイメージがなくなり、広さも十分でおしゃれな平屋が増えたことで、これまで平屋をあまり選ばなかった若年層からの人気が高まったのが理由のひとつです。

他にも、様々な平屋のメリットに魅力を感じる人が増えていることもあるでしょう。

平屋にはメリットがたくさんある

実は、平屋にはメリットがたくさんあります。

これまで日本の木造住宅は30年~40年で建て替えるのが普通でしたが、住宅の性能が上がり耐久性が高まったことで、これからは「長く快適に住める家」が求められてきています。

平屋には、長く住むための家に適したメリットが多いという特徴も。

間取りのデザインは無限大

平屋は上階がないため、二階の部屋の荷重を加味する必要がありません。

そのため、広く開放的な間取りが作りやすいといったメリットがあります。

最近では、おうち時間の充実を重要視するようになったこともあり、LDKを広くしたいという要望が多いです。

平屋なら二階建てに比べ大きな開口が取りやすく、広々とした間取りが作りやすいのが魅力。

他にも間取りの希望として人気の勾配天井も、平屋との相性は抜群です。

カリフォルニアスタイルやサーファーズハウスなど、若い世代から人気のテイストの外観も、平屋では多く見られます。

メンテナンスや増改築がしやすい

外壁の耐久性は素材にもよりますが、一般的には10年~20年と言われています。

特に塗り壁は汚れが目立ちやすく、定期的なメンテナンスが必須。

平屋なら建物が低いため、普段から自分でもメンテナンスしやすいですし、補修する際にも足場が一階分で済むため、費用を安く抑えられます。

また、家族が増えるなど生活スタイルが変わったときでも、平屋ならリフォームや増改築がしやすいといったメリットも。

耐震性が高い

平屋は建物の基礎となる範囲が広く、二階建てに比べると横の広がりが大きいです。

地震の揺れを広い面で受けることができるため、二階建てに比べて耐震性が高くなります。

間取りの自由度が高いということにもつながりますが、耐震性を確保しやすい分、大開口の窓や広々としたLDKも叶えられるのが魅力。

耐震等級をクリアするためには、部屋の中に壁や柱が必要なケースが多く、よく「この柱なくせないの?」などと聞かれたりします・・・

平屋なら柱がいりません!というわけではないですが、同じ耐震等級でも、間取りの幅が広がります。

家族のコミュニケーションが取りやすい

全ての部屋がワンフロアのため、家族で接する機会が多く、コミュニケーションが取りやすいのも平屋の魅力です。

部屋の配置を工夫すれば、子ども部屋や寝室、書斎などのプライベートスペースをしっかりと確保しつつ、つながりのある間取りも可能。

来客が多い場合は、パブリックスペースとプライベートスペースを分ける、L字やコの字の間取りがおすすめです。

また上下の移動がないため、家事動線もスムーズで、家事の負担軽減にもなります。

老後も生活しやすい

階段のない平屋なら体への負担が少なく、老後の生活も不便なく過ごせるでしょう。

昔の家は、一階で洗濯機を回し、二階に上がってバルコニーで干す・・・といったように無駄な移動が多い間取りでした。

夜中に喉が渇いたから一階に降りて、また上がって・・・というのも高齢になってからではつらいものです。

将来的に高齢の両親との同居を考えているため、バリアフリーに適した間取りにしたいという人にも平屋はおすすめ。

飽きの来ないデザインにすれば、30年40年と長きに渡り、快適な暮らしができますよ。

平屋にはデメリットもある

多くのメリットがある平屋ですが、もちろんデメリットもあります。

間取りの工夫で解消できるものもありますが、平屋ならではのデメリットも。

デメリットも理解したうえで、自分たちに平屋が合っているのかどうか、考えるようにしましょう。

広い土地が必要

平屋は二階建てよりも地面に接する面積が広いため、そのぶん土地も広さが必要です。

地価が高い首都圏や地方都市では、土地を有効活用するためにも二階建てがマスト。

平屋を希望する場合には、駐車スペースやお庭も含め、どれくらいの土地の広さが必要なのか、しっかりと考えなくてはなりません。

土地が広いと、外構費も高くなりますし、お庭のメンテナンスも大変になります。

土地から購入する際は、そのあたりも考慮してくださいね。

坪単価が高くなる

平屋は二階建てに比べ、建築コストが高くなりがち。

その理由は、同じ面積の建物でも、平屋は基礎と屋根の面積が二倍になるため。

そのぶん階段や上階の工事が不要にはなりますが、平屋は防犯対策なども必要なので、やはりトータルでは高くなります。

ただ住み始めてからのメンテナンスコストや、リフォームや増改築のしやすさという点では、平屋の方が費用を抑えられます。

防犯対策が必要

平屋は全ての部屋がワンフロアにあるため、一階部分の窓がどうしても多くなります。

空き巣の侵入経路は窓からがほとんどなので、窓が多い分、防犯面で弱くなってしまいがち。

また人の気配や家の中の様子を窺いやすいため、留守を狙われる危険も。

平屋を希望する場合には、防犯サッシを採用する、人の出入りができないサイズのサッシにするなど、防犯対策の工夫が必要となります。

日当たりへの工夫が必要

部屋の数が多くなると、外部に面する壁が減り、窓を付けられる場所も限られてきます。

そのため部屋の奥の方への日当たりが悪かったり、廊下が暗くなってしまいがちに。

部屋が暗いから、日中でも電気を付けっぱなし・・・という失敗談もよく耳にします。

ウォークインクローゼットや納戸などはいいですが、LDKや洋室は暗くならないよう、日当たりも考慮した間取りの工夫が必要です。

憧れの平屋生活!真似したい間取り実例

家の間取りは、どのような暮らしをするのか、それぞれのライフスタイルに合わせて考えるもの。

一つとして同じ間取りはありませんが、思わず真似したくなるような、参考になる間取り実例をご紹介します。

玄関を中心にスペースを分けた、子育て世帯の4LDK

出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_reposhouse/152109_0004_25/jitsurei/jc_0002/?ichiranIdx=1
玄関を中心に、LDKや夫婦の寝室がある母屋と、子供部屋が中心の離れになるよう設計されたおうち。

子供のプライバシーを尊重しつつも、ワンフロアのおかげでつながりもある間取りになっています。

日当たりのいいサンルームを作り、水回りを一カ所にまとめることで、家事もスムーズ。

家事動線がしっかりと考えられた、子育て世帯にぴったりの間取りです。

ペットと暮らす、コンパクトな2LDKの暮らし

出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_marumine/102797_0001_29/jitsurei/jc_0008/?ichiranIdx=4
居心地のいい、シンプルな暮らしを叶える間取りは、無駄のない2LDK。

寝室と子供部屋にはロフトを設けることで、縦のスペースも有効活用しています。

玄関の土間とLDKの区切りをなくし、広々とした空間を作っているのもいいですね。

ドアも少ないため、ペットも自由に行き来できるようになっています。

趣味を楽しむ、ロの字の家

出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_501334/501334_0001_25/jitsurei/jc_0001/?ichiranIdx=6
中庭を囲むロの字の間取りは、平屋を希望する方のなかでも大人気。

外からの視線や、防犯を気にせずにお庭で遊べるので、ストレスフリーでゆったりと過ごすことができます。

平屋のデメリットである日当たりも、広い中庭のおかげでうまく解消されています。

趣味の読書や映画を楽しむためのライブラリーやホームシアターは、注文住宅ならではですね。

中庭を中心にぐるっと回遊できるので、家事をストレスなく行える間取りです。

終のすみかとして暮らす、バリアフリーの家

出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_173617/173617_0001_25/jitsurei/jc_0001/?ichiranIdx=6
定年後の暮らしをのびのびと、木のぬくもりを楽しみながら過ごせる家。

梁組みの見える高い天井は、平屋ならではの開放感を感じさせてくれます。

ロフトは収納だけでなく、雨の日の部屋干しスペースとしても活躍。

夫婦ふたりの暮らしにぴったりとフィットした、憧れる平屋の住まいですね。

平屋の実例を見よう!おすすめの平屋のプラン集

建築会社によっては平屋に力を入れているところもあり、HPなどでプラン集を公開していることも。

部屋の数や家の形状によって、様々な間取りプランを見ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

ナチュラルモダンな上質な家づくりを得意としている住友林業や、ライフスタイルに合わせたフレキシブルな間取りが特徴のB㏌O、注文住宅人気ナンバーワンの一条工務店、デザイン性が高くおしゃれさが魅力のフリーダムアーキテクツなど、見所満載です!

憧れの暮らしを平屋で叶えよう!

平屋にはメリットとデメリットがそれぞれありますが、自分たちの理想の暮らしに合っていれば、平屋はとても素敵です。

なんといっても、平屋の間取りのデザインは無限大。

「小さな家でいいから」「シンプルな家でいいから」「コストを抑えたいから」という理由で平屋を選ぶ人もいますが、マイナスな考えはもったいないです。

平屋の暮らしに憧れていた!
のびのびと平屋で暮らしたい
うんとおしゃれな平屋を建てたい!

など、理想を詰め込んだ平屋の暮らしを、ぜひ叶えてくださいね。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次